
小売店を経営されている方は、店頭在庫を販売することからスタートしますが、さらなる売り上げを目指した場合や、ECサイト限定で目玉商品を仕入れるなど、将来的にECサイト用の仕入れを視野にいれておいて損はありません。
ゼロからスタートする方は、どんなお店にしたいか?何を売りたいか?そこにお客はいるのか?様々な視点で商材探しをしていきましょう。
ECサイトで売れる3大原則

ECサイトはパソコン、スマートフォンがあれば365日24時間営業でお買い物ができます。さらに、今では注文した商品が当日届くことも当たりまえの時代に。
食品や日用品などの消耗品(リピート商材)は、Amazonなど大手サイトと競合するので、独自性がある商品ではない限り、競合するのは避けた方が無難です。ECサイトで売れる3大原則を確認し、どこに活路を見出せるか考えてみましょう。
恥ずかしい商品
言わずもがな、対人販売ではレジに持っていくのが恥ずかしい商品です。インターネットが普及する前は、カタログ通販などが受け皿となっていました。某大手カタログ通販の売上トップはコンドームだった。という話も有名です。
「レジには持って行き辛いけど、どうしても欲しい!」
そんな商品を偶然ネットショップで見つけたら、高い確率で購入に繋がるはずです。
コンプレックス商材という言葉を耳にした方も多いかと思いますが、薄毛を治したい、口臭をなくしたい、やせたい、モテたい、胸が大きくなりたいなど、人間が抱えるコンプレックスや劣等感に訴求する商材も「恥ずかしい商品」の部類に入ります。
重くてかさばる商品
店頭で購入したはいいけど、持って帰るのが面倒。という方や、足腰が弱くなってきたので重いものを持って帰れない年配の方、車がないと持って帰れない商品など、重くてかさばる商品もネット向きと言われます。
ただ、最近はヤマト運輸や佐川急便などの配送料が上昇傾向にあるので、配送コストも計算する必要があります。
大手ショッピングモールのランキングで常にランクインしているもので、クリスタルガイザー(飲料水)があります。これも重くて、さらにリピート商材なので最強ですね。(利益はほとんど無いでしょうが・・・)
他にも重くてかさばる商品となると、家電・組み立て式家具・ガーデニング用品などなど、ご自身の身の回りのものを見回してネットで探してみてもいいかもしれません。
ニッチな商品
世界中のどこにもなく、ここだけでしか売っていない商品であれば競争相手はいません。そこに需要があれば確実に売れます。しかし、ニッチすぎると市場規模が小さすぎて商売にならない。という事態に陥ってしまいます。そこに市場は、需要はあるのか?をしっかり把握する必要があります。
ニッチ市場の良いところは高い利益率にあります。競合がないため、価格競争に巻き込まれる心配もありません。ニッチな市場の中でも、ヒット商品が生まれればそれを柱に横展開し、その市場のリーダーとして成長していくことも夢ではありません。
売るものが決まったら仕入先を探す

商品の仕入れ方法として一般的なのは、メーカーに直接連絡を取って取り扱い可能かどうか確認するのと、ギフトショーなどの展示会に足を運んで商談する。といったところでしょうか。
ここではネットで取引できる仕入れ先をリストアップしました。今では個人事業主でも掛け払いが出来るなど、数年前に比べて取引環境が大きく変わっています。パソコンやスマホを使って仕入れ商材をチェックしてみましょう。
仕入サイトから探す
NETSEA(ネッシー)
出店企業数は業界No.1、国内最大級のインターネット仕入れサイトです。
法人か個人事業主であれば、会員登録は無料。会員登録すると卸価格を確認でき、直接企業と交渉して仕入れることも可能です。
卸問屋.com
「販売店が泣いて喜ぶ超激安総合卸問屋」というキャッチフレーズで昔ながらの。という印象の仕入れサイトです。
運営元の株式会社イトウが販売しているのでモール型仕入れサイトとは違い、様々な商材に関しても窓口が1つで済むのは楽ですね。
SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)
アパレル・雑貨を中心とするメーカーと小売店や飲食店・美容室などの事業者が利用する卸・仕入れサイト。
無料トライアル登録で期間限定無料で卸価格を確認できます。
SMASELL(スマセル)
スマセルはフリマという形式になっていますが、在庫「デッドストック」を資源とみなし、企業間で早く・手軽に・効率よく売買できる繊維ファッション業界のための仕入れサイトです。
ドロップシッピングを利用する
ドロップシッピングとは商品を直接仕入れる事なく、ネットショップで商品を展開でき、さらに商品の出荷も代行してくれるシステムです。
受発注方式も注文後に発注をしますが、出荷は自分たちで作業しなければいけません。ドロップシッピングはその手間も省けるので、商材の選定と販促に作業を集中する事ができます。
TopSeller(トップセラー)
商品点数約25万点(※2018年5月時点)と、あらゆるジャンルの商材を取り扱っているネットショップ専門の商品仕入れサイト
通販素材
インテリア家具、収納家具、寝具などの卸サイト。商品画像はランディングページ用の素材が充実しており、登録したらすぐに商品を展開する事ができます。
商材王
日本最大級の家具・インテリア総合仕入れサイト。こちらも商品画像・ランディングページの素材が充実。
マルモトネット
創業60年以上、マルモトネットではキッチン用品やインテリア雑貨、収納家具など、全国の百貨店・ホームセンターにあるユーザーに馴染みの深い商品を展開しています。
海外サイトから仕入れる
日本でまだ紹介されていない商品の仕入れや、ライバル店との差別化を図りたいのであれば、海外のサイトを利用するのが良いでしょう。
アメリカの流行は3~4年後、日本にやってくる。とも言われています。海外にアンテナを張り巡らして商機を逃さないよう感度を保つ意味でも定期的にチェックしてはどうでしょうか?
amazon.com
本家アメリカのサイトです。海外から出荷されるのは不安という方も、今では日本人が運営する転送業者などが多数あります。
アリババ(日本語版)
AV・家電からアパレル、美容、医療、雑貨、車まで、あらゆるアイテムが掲載されている中国仕入れサイト
PandaHall(パンダホール)
ビーズやアクセサリーパーツ、天然石の種類が豊富なサイトです。アクセサリー専門店を考えてる方にはおすすめのサイト。
CtoJ(China To Japan)
中国製品仕入れ・商材輸入・OEM工場情報満載のB2Bサイト
まとめ
ECサイトで売れる3大原則から、インターネットならではのECサイトに特化した仕入れサイトまでご紹介してきました。
何よりも大切なのは「何を売るか?」に尽きると思います。自分が好きだから他の人も好きなはず。という認識でスタートしてしまうと独りよがりなECサイトとなってしまい、失敗するケースが多いです。
これ!と思ったものがあれば、まずは市場調査(価格帯・商品の見せ方・取り扱い店舗数などの調査)をしっかり行い、売り方を替えて商売ができるか?新しいマーケティング活動で販路を見出せるか?しっかり事業計画を立て、「これを売るなら、どこにお客様はいるか?」の意識を持って商材を探してみましょう。


